「せっかく記事を書いたのに、検索結果に表示されない」
「タイトルをコピペして検索しても出てこない」
「リライトしたのに変更が反映されていない」
これらの要因は、あなたが書いた記事がGoogleに認識されていないためです。
本記事では、自分が投稿した記事がしっかりと検索に表示されるために何をすべきかについて、分かりやすく解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
Googleに「記事を表示してほしい」とリクエストする
書いた記事やコンテンツがGoogleの検索結果に表示されるまでには、主に以下の2パターンがあります。
- Googleが自動で登録してくれる
- Googleに自分からリクエストする
※このあたりの詳細は、記事後半で解説しています。
待っていれば、いずれGoogleが自動で登録してくれます。
しかし、Googleの自動登録は不定期(アップしてから数日~数週間)です。
自分でリクエストしたほうが認識される可能性が高まり、記事がより早い段階で検索結果に表示されやすくなります。
リクエストには「サーチコンソール」を使うだけ
今回は、Twitterでも解説した通り、もっとも簡単なリクエスト方法であるサーチコンソールの「URL検査」を使う方法を見ていきましょう。
(※今回は、サーチコンソールに登録してあることを前提に話を進めていきます。まだ登録していない人は、まずGoogleアカウントを作ってサーチコンソールに自分のサイトを登録しましょう。)
記事がなかなかGoogleに認識されないという人は、サーチコンソールの「URL検査」を利用しましょう。
— 安藤遼佑 (@RyosukeANDo) June 25, 2020
サーチコンソールのメニューバーにあるURL検査から、該当ページのURLを検索窓に入力して、「インデックス登録をリクエスト」するだけです。
優先的にGoogleからインデックスされやすくなります。
サーチコンソール(Search Console)とは
Googleが提供している無料分析ツール。自分のサイトを登録することで、どのようなキーワードで検索されているかを確認できるほか、アクセス数や、検索順位を下げる可能性が高い問題があるかどうかなども調べられる。
サイトの状況を確認できるので、サイト運営者は必ずといっていいほど登録している必須ツールの一つ。
やり方はたったの3ステップで終了です。
①サーチコンソールを開く
サーチコンソールを開きます。

②メニューバーのURL検査をクリック
左側にあるメニューバーから「URL検査」をクリックします。

③検索窓にURLを入力する
検索窓がポップアップするので、そこにリクエストしたい記事のURLを入力します。


とても簡単です。
Googleがコンテンツを認識する仕組み
そもそも、なぜ書いた記事はすぐにアップされないのでしょうか。
せっかくなので、Google検索の仕組みを覚えておきましょう。
「クロール」と「インデックス」を覚えよう
Googleが情報を登録し、検索結果として反映してくれるまでには、大きく分けて2つの手順があります。
①クロール
まず、Googleは「クローラー」と呼ばれるロボットを使って、インターネット上に存在するあらゆるWebサイトやコンテンツの情報をかき集めてきます。
クローラーと呼ばれるロボットがインターネット上を巡回し、情報をかき集めることを「クロール」と呼びます。

(検索エンジンには、クローラーが何体も分散しています)
クロールによって集められる主な情報
- ドメイン(Webサイトのアドレス)
- 記事の文章構成
- ほかサイトとの違い
- 画像
- 記載されているコード
など…
②インデックス
かき集められた情報は文字通り煩雑な状態なので、Googleに整理して登録しなければなりません。
かき集めた情報をGoogleに登録する作業のことを「インデックス」と呼んでいます。
インデックスとは、翻訳すると「索引」のことです。ちょうど本の最後に記載されているものと同様に、特定のキーワードがどこにあるかを整理し、参照しやすいようにしています。
このインデックスこそが、検索結果となります。
ユーザーがキーワードで検索
↓
Googleのインデックスにより、正しい情報が検索結果として反映される
という構造になっているのです。
Googleにコンテンツが認識されているか調べる方法
最後に、Googleに正しくインデックスされているか調べる方法をチェックしましょう。
これも簡単です。
検索エンジンで
「site:○○(インデックスされているか調べたい記事やWebサイトのURL)」
と検索するだけです。
インデックスされていれば、そのページが検索結果に反映されます。「site:WebサイトのURL」で検索すると、Webサイト内で正しくインデックスされているコンテンツ数も表示されます。ぜひ活用してみてください。
「URL検査」を活用することはSEO対策にもつながる
インデックス登録をリクエストする場合、特に有効なのが記事をリライトしたときです。
コンテンツは常にリライトしていくことで質が高まります。しかし、Googleがすぐに再クロールしてくれるとは限りません。
コンテンツをリライトしたら、すぐにインデックス登録をリクエストする習慣をつけておきましょう。結果的に、良質なコンテンツを生み出しているとして、サイトの信頼性にもつながっていきます。