カラーバス効果とは?キャッチコピーに活かせる心理学

Catchphrase-color-bath

「映画『○○』見たいなあ…」と思っていたら、急にCMで「『○○』地上波初放送!」と流れてきた、なんていうことありませんか?

意識した情報や言葉が目や耳につきやすくなるのは、「カラーバス効果」という心理効果が関係しています。

カラーバス効果をうまく執筆に取り入れることで、斬新なアイディアを生み出したり、狙ったターゲット層にアプローチしたりすることも可能です。

今回は、『カラーバス効果』について

・カラーバス効果がなぜ必要か?
・カラーバス効果の活用事例


を紹介していきます。ぜひ、ライティングに役立ててください。

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カラーバス効果とは

『カラーバス(Color Bath)効果』とは、普段意識していないものが、あるきっかけから急に目に入るようになることを指す心理学用語です。

先に体験してみましょう。たとえば、「あなたの今日のラッキーカラーは『』です」と言われたとき、次の画像を確認してください。

Color

いかがでしょうか。配置や大きさではほかに目立つ色があるにも関わらず、意識的に目を向けたのは赤色だったのではないでしょうか。

要するに、人は「自分が欲しい情報を積極的に取り入れようとする」傾向にある、ということです。ゆえに、カラーバス効果をうまく活用すれば、「人の興味を特定のものに向ける」こともできるのです。

カラーバス効果の3つの活用方法

カラーバス効果をうまく活用することで、欲しい情報をうまく吸い上げたり、マーケティング的に利用したりすることも可能です。

ここからは、カラーバス効果の具体的な活用方法を見ていきましょう。

Scene①:新しいアイディアを生み出したいとき

あるライターを想像してください。

彼はキャッチコピーの作成に悩んでいます。

man thinking about catchphrase

魅力的なキャッチコピーを作成したいけど、良いキャッチコピーとは何かキャッチコピーは何に注意して作成すべきなのかが今一つ掴めません。

そんな風にキャッチコピーについて考える日々が続きます。

ある日、彼は街に出てみることにしました。すると、街や生活の至るところで、普段は目に入らなかったようなキャッチコピーや、キャッチコピー作成に関する有益な情報が目に飛び込んでくるようになりました。

man thinking about catchphrase2
彼は意識的にキャッチコピーというものを考えているうちに、積極的にあらゆる関連情報を取り込むようになったのです。

このように、新しいアイディアを生み出したいとき、何かを参考にしたいときにカラーバス効果は威力を発揮します。カラーバス効果を活用することで、意識的に自分が欲しい情報を取り込みやすくなります。

Scene②:ユーザーを惹き付けたいとき

カラーバス効果は、情報の受信者側として積極的にインプットしたいときはもちろん、情報の発信者側としても有効です。

たとえば、上の例をもう少し具体的に考えてみましょう。彼は、あるチョコレート商品のキャッチコピーを考えていたとします。

chocolate

カラーバス効果で、適切な情報を集めていきます。

十分に情報が集まったら、いよいよキャッチコピーの作成に入ります。今回のキャッチコピーは、悩んだ末に

「チョコは、好きな人お母さんに渡そう」

にしました。
今回の商品は、母の日に向けた戦略商品です。商品のメインターゲットとしてはもちろん、母の日に贈りものをしたい人、何を贈ろうか悩んでいる人となります。

ターゲットは自然と、母の日に贈れるようなプレゼントを探します。そんなときに、ふとあのキャッチコピーが目に入ります。

ライターが作成したキャッチコピーはめでたくターゲットの目に留まり、商品購入までつなげることができました。

このように、カラーバス効果を利用して、マーケティング活動を行うことも可能です。

大切なのは、人が気にしていることに訴求することです。「自分に向けて呼びかけている」ことを、カラーバス効果で認識させましょう。

Scene③:フラットに物事を見たいとき

カラーバス効果を意識していれば、あえてカラーバス効果を避けて、物事をフラットに見たり、違う視点を取り入れたりすることもできます。

たとえば、苦手な人がいたとしましょう。ある部分が気になって、その人とあまりうまくコミュニケーションをとることができません。

すると、カラーバス効果によって、自然とその人の悪い部分ばかり目についてしまいます。そのままにしておくと、その人がどんどん嫌いになって、良好な関係を築くのが難しくなってしまうでしょう。

そこで、意識をその人の悪い部分からあえて外してみます。その人の行動をあらゆる観点から、客観的に判断していきます。すると、その人に対してフラットに接することができたり、逆に良い部分が見えてきたりするでしょう。

人に例えましたが、苦手な物事に対しても同じことがいえます。

カラーバス効果を意識することで、苦手意識を克服することも可能です。

カラーバス効果で魅力的なキャッチコピーを作ろう

カラーバス効果を有効活用することで、より人の願望や潜在的意識に寄り添うことができます。

画期的なアイディアを生み出したり、必要な情報を取捨選択したりしたいとき、狙った人にしっかり訴求したいとき、もちろん、人を惹き付ける文章やキャッチコピーを作りたいときも、カラーバス効果を的確に使っていくと、より大きな効果を得られるでしょう。

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