アイキャッチ画像を準備するのに、通常どのくらいの時間がかかるかご存知でしょうか?
実は、無料素材を利用する場合でも、30分~1時間程度かかってしまうことは少なくありません。
なぜなら、イメージにぴったりと合う素材を見つけるためには、いくつかのサイトを巡回しなければならないからです。あるいは、自分が持つイメージに近付けるために、素材を加工・編集する場合もあります。
今回は、できるだけ作業時間を短縮できるように「高画質・高品質」であることに加えて、「実用性」や「検索のしやすさ」の観点から、本当に使えるフリー素材サイトを3つ紹介していきます。
これさえブックマークしておけば安心というサイトを集めました。ぜひ参考にしてください。
本当に使えるフリー素材サイト3選
各サイトで利用条件は異なります。規約ページをよく読んだうえで、正しくご利用ください。
①いらすとや

加工・編集:可能
ユーザー登録:不要
クレジット表記:不要
利用規約
ポップなイラスト風素材に特化していますが、汎用性は抜群で時事ネタにも強く、文章の合間に入れるイラストに最適です。(素材と素材を掛け合わせて一つの画像として利用するのもアリ)
まじめで重厚感のある文章には「読みやすさ」をプラスしてくれます。
また、100種類以上のカテゴリで分類されているため、検索がしやすいのも特徴です。
検索しても欲しい素材が出てこないときは、検索のコツページを参考に、検索の言葉を変えてみるといいでしょう。目的とする画像が出てくることもあります。
②Stories by Freepik

2020年3月に立ち上がったStoriesは、5つの異なるテイストからなる、主に人物系フリー素材を扱うサイトです。各素材はアイキャッチ画像に最適です。
Storiesの特徴として、メニューにあるカラーバーで直感的に衣服の色を変えたり、不要な影やレイヤーを削除したりできるという点があります。
また、イラストによってはアニメーション化できるものもあり、より動きのあるサイトにすることも可能です。
注意点を挙げるとすれば、英語で検索する必要があるという点でしょうか。ただ、単語一つで検索できるので、それほど気にすることはありません。
気に入ったら、親サイトであるFreepikも使ってみることをおすすめします。
③Canva

加工・編集:可能
ユーザー登録:要
クレジット表記:不要(素材によっては、無料版ではクレジット表記されているものもあり)
利用規約
当サイトでも紹介しているCanva。無料で十分すぎるほどの数がある素材を使って、デザイン性の高いイラストを作成できます。
アイキャッチはもちろん、差し込み画像や名刺など、デザイン全般に使えるサイトです。
ウェブサイトやバナーに適した各サイズ、そして豊富なテンプレートが用意されており、好きなようにデザインしていきます。もちろんそのままテンプレートを使ってもいいし、テンプレートを使わずにイチから自分で作っていくこともできます。
Canvaの使い方をマスターできれば、よりユーザーの興味を引ける、一つ上のランクのライターを目指せるでしょう。
Canvaの詳細な使い方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
イメージに合った画像を検索するコツ
それぞれの素材をいかに短い時間で検索できるかが、作業時間の短縮につながります。
自分が探しているフリー素材を最短で見つけるためのコツをお伝えしていきます。
検索ワードを言い換える
代用ワードを使うのは、検索テクニックの初歩です。たとえば
「プライバシー保護」の代わりに
「セキュリティ」
「守る」
「禁止」
といった、違った見方で検索すると、イメージに近しい画像を検索することができます。
色で検索する
ものには名前のほかに、イメージカラーが存在している場合もあります。
たとえば、Twitterは鳥がロゴになっていますが、そのイメージカラーはブルーです。
Twitterのような鳥の素材を使ったイメージがある場合、「Twitter」などと検索にかけるより、「青」あるいは「青い鳥」などと検索にかけたほうが、素材候補も増えるので効果的です。
レイヤーで検索する
「レイヤーで検索する」とはつまり、「素材に使われていそうな素材で検索する」ということです。
たとえば、歌っている人を素材に使いたいとき、直接的に「歌っている人」と検索にかけるのも手ですが、「マイク」「音符」など、「歌っている人」という素材に使われていそうな素材で検索にかけると、イメージに近い素材を見つけられる場合があります。
フリー素材は「いかに時間をかけないか」が勝負
アイキャッチ画像などは、文章では伝えられない部分を補ってくれます。そのため、ユーザーの興味・関心を引くためには欠かせない部分の一つです。
一方で、大事だと思うあまり、作成に時間をかけすぎてしまうケースもあります。
ぜひ、今回紹介したサイトや検索のコツを駆使して、できるだけ短い時間で質の高い画像を作っていきましょう。