【人は感情で動く】心を動かすライティングのための心理学5選

psychology

人は、何で動く生き物かご存知でしょうか?

人は、論理に納得し、感情で動く生き物だといわれています。

つまり、どんなに論理的な文章を書いても、感情に訴えることができなければ、最終的なコンバージョン(=成果)にはつながらないということです。

人に動いてもらうには、心を揺さぶる文章が必要不可欠です。そして、心を揺さぶる文章にはやはり、心理学が必須です。

今回は、人の心を動かすライティングのための心理学を、選りすぐりの5つに分けて紹介していきます。

ぜひ参考にしてください。

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タイトルやキャッチコピー、冒頭文に使える心理学3選

まずは、タイトルやキャッチコピーなどで使える心理学を見ていきましょう。

①【カラーバス効果】訴求したい人に、より強く訴えかける心理効果

当サイトでも紹介した、カラーバス効果。

人は、気になっていることに対して、無意識のうちにアンテナが高くなっています。

それを利用して、タイトルやキャッチコピーといった最初に目に入る箇所に、訴求ポイントを明確にした言葉を入れると、より興味を引きやすくなります。

<カラーバス効果を取り入れる前のタイトル例>
使える心理学について

これでは、誰に向けて書かれたものが分かりません。曖昧で、自分にとってメリットがある記事かどうかが伝わりにくくなっています。

<カラーバス効果を取り入れた後のタイトル例>
目を引くキャッチコピーがスラスラ書ける心理学について

改善後は、キャッチコピーの構想に悩む人向けに発信していることが明確に分かります。

改善後の場合、無意識にキャッチコピーに関するアンテナを張っていた人に「自分に向けて書かれたものだ」と認識してもらえるのです。

内容は同じでも、カラーバス効果をうまく取り入れることで、狙った人に気付いてもらいやすくなります。

カラーバス効果については、こちらの記事で詳細に紹介しているので、参考にぜひごらんください。

②【カリギュラ効果】先を読みたい!と思わせる心理効果

カリギュラとは、やってはいけないことほどやりたくなる心理のことを指します。

「禁止されたものに手が出てしまう」というストーリーは、いくつもあります。たとえば

  • 浦島太郎
  • 鶴の恩返し
  • パンドラの箱

などはカリギュラ効果を巧みに操った物語です。

また、R指定されたホラー映画なども、見たい!と思わせる策略になっています。

<カリギュラ効果のキャッチコピー例>
【注意】ライターのリアルな月収について知りたくない人は、これ以上先を読まないでください。

○○してほしいのであれば、あえて逆に「○○してはいけない」と禁止してみるのも、人間の心理をついた一つの表現方法です。

③【マジックナンバー7±2】人の短期的記憶力を利用した心理効果

人が短絡的に覚えられる記憶の選択肢は、7±2までとされています。

たとえば、このようなタイトルを見かけたことはないでしょうか?

<マジックナンバー7±2を使ったタイトル例>
【ライター必見】単価を上げるための7つの方法

このようなタイトルは、人間の心理に基づいた数字で表現されているのです。

逆に「○○20選」などというのは、選択肢が多すぎて、読み手にストレスを与えかねません。

また、7±2でも多いとする説もあります。

実際には4±1が適切とされ、事実、日本でも

  • 三種の神器
  • 御三家
  • 日本三大○○

といった表現は昔から広く親しまれています。

そのほか、携帯電話の番号などでも4±1の法則が当てはまります。

<携帯電話番号におけるマジックナンバー4±1の例>
080XXXX1234

080-XXXX-1234
のほうが覚えやすい。これは、各ブロックが4つ以内の数字で収められているため。

このブログでも、5選、3選、さらには2選という表現まで使いました。

選択肢が少ないほど、より「選りすぐりのもの」感を演出できます。

選ばれた特別な方法やものであることを伝えたいときは、極力選択肢を少なくするとよいでしょう。

本文や説明文に使える心理学2選

続いて、本文や説明文にて使える心理学を2つ紹介していきます。

①【松竹梅効果】的確なところに選択肢を表示して、相手の興味をそそる効果

商品や選択肢を3段階に分けたとき、人は真ん中にくるものを選びやすくなるという効果です。

もっとも分かりやすい、値段で分けてみましょう。

  • 商品A:300万円
  • 商品B:30万円
  • 商品C:5万円

この場合、人の心理的に

me
「Aは失敗するのが怖い」 「Cも安すぎて信用できない」

といったように、なんとなく両極端のものを回避しようとします。

結果的に

me
「Bが一番信用できそう」

としてBを選びやすくなります。

この心理効果は、もっとも主張したいものが選ばれやすくなるだけでなく、値段設定やそれ以外の選択肢の作り方に悩んだときにも最適です。

手間暇がかかり、複雑なものは「松」の位置でプレミアム感を。

どれだけ人気が出て売れようと、手間がかからないものは「梅」の位置でポピュラー感を。

適切な位置に適切な選択肢を配置することで、よりスムーズにユーザーに選択してもらうことができます。

②【両面提示】あえて悪い部分を伝えることで、信頼してもらう効果

物事のメリットだけを伝えることを「片面提示」といいます。

<片面提示の例>
「今度ここのラーメン屋さんに行こうよ。量も豊富で麺がすごく美味しいって評判なんだ」

一方、メリット・デメリット両方を伝えることを「両面提示」といいます。

<両面提示の例>
「今度ここのラーメン屋さんに行こうよ。量も豊富で麺がすごく美味しいって評判なんだ。平日でも2時間待つらしいけど……」

両者にはそれぞれ得意なシーンがあり、一概にどちらがよいかはいい切れません。

片面提示の特徴としては、単純な好き嫌いで動いてもらいやすいという点にあります。

あなたのことをすでに知っている人で、あなたに対して信頼があるなら、メリットだけを伝えても相手は動いてくれる可能性が高いです。

あるいは相手が活動的な人だったり、提案にすでに魅力を感じていたりする場合には、片面提示が有効です。

しかし、不特定多数に発信する場合、基本的に相手はあなたを信用していません(もちろん、あなた自身に爆発的な人気があれば話は別です)

懐疑的な人に対して、メリットだけを伝えても「本当に?」とかえって疑われてしまいます。

特にWeb上は、疑いで入る人のほうが多いといえるでしょう。

Webライティングなどの場合は、デメリットも伝えることで、相手の信頼を勝ち取ることが大切です。

心理学は誰かをマインドコントロールするためにあるのではない

上記に挙げたライティングに使える心理学は、ほんの一部です。

そのほか、第三者がすすめるものこそ信ぴょう性があるとする「ウィンザー効果」(つまり口コミ)や、実質的には同じ意味でも、伝え方を変えるだけで与える印象が変わる「フレーミング効果」などがあります。

心理学は、決して誰かをコントロールするために存在するのではありません。

人の行動原理を理解するためにあります。

行動原理を理解することで、困っている人や疑問を抱いている人を、正しい答えに導くことができます。

ぜひ心理学をライティングに活用して、ユーザーを適切に導きましょう。

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