【現役に聞いた】リモートワークエンジニアのメリット・デメリットと働き方

リモートワークエンジニアのメリット・デメリット

電車は超満員の活気を取り戻しつつあり、朝からうんざり…

通勤時間にストレスを感じることなく、ゆっくり自宅で業務を開始できたら…

と、リモートワークを夢見る人は多いのではないでしょうか。

エンジニアはリモートワークとの親和性が高いことから、多くの人がリモートワークに対して強い関心を持っている状況ですが、調べても出てくるのはリモートワーカーの利点ばかり…

「そうじゃなくて、裏側が知りたい!」という人に向けて、本記事では、エンジニアがリモートワークで働く際のメリット・デメリット、働く際のコツについて、現役リモートワークエンジニアに聞いた内容をお伝えしていきます。

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エンジニアはリモートワークと相性が良い

さまざまな業界職種でリモートワークが取り入れられていますが、なかでもエンジニアはリモートワークと相性がいい職種です。

データでの成果物受け渡しができることをはじめ、仮想空間やクラウド環境でも作業ができるので、ネットワーク環境さえ整っていれば場所を選ばず働くことができます。

もちろん、エンジニアのなかには「サーバーを再起動しなければならない」「LANケーブルを指し直さなければならない」といったように、リモートではできない物理的な対応が必要なケースもありますが、接客業やサービス業などと比較すると親和性が高いといえるでしょう。

エンジニアがリモートワークで働く4つのメリット

まずはよく見かけるエンジニアのメリットについて、改めて確認していきましょう。

①ストレスフリーで働ける

自分の好きな環境で働けるリモートワークでは、使用するPCや周辺機器、デスクやチェアなど作業環境も自由に作れるので、ストレスフリーで働けるという大きなメリットがあります。

在宅で仕事をするのであれば、周囲の目を気にせずにリラックスした状態で働けるのも魅力のひとつです。

近年ではフリーアドレス制の企業も増えていますが、私物や書類などを自由に配置できず、自分に適した作業環境にカスタマイズしづらくなって結果的に作業効率が落ちてしまったという話もあります。その点、自由に作業環境を構築できるのは、リモートワークエンジニアの強みといえるでしょう。

②通勤時間を削減できる

平均通勤時間は40分~1時間といわれていますが、月20日間勤務した場合、リモートワークなら単純計算で20時間ほど通勤時間が削減できます。

通勤時間の削減とはつまり、自由な時間をその分得られるということです。捻出された時間をスキルアップに充てて報酬増を目指したり、睡眠時間を多くとってリフレッシュの時間に充てたりできます。残業の多いエンジニアにとって、睡眠時間を確保できることは、体調管理にも効果的です。

そのほか、満員電車に乗るストレス軽減や、交通機関の遅延に巻き込まれるリスクもなくなります。

③居住地にとらわれずに働ける

求人情報サイトなどをチェックしていくと、エンジニアの勤務先は、首都圏をはじめとする各都市部に集中していることがわかります。そのため、エンジニアとして働くには近郊に住まなければなりません。

しかし、リモートワークができれば、こうした居住地に対する制限がなくなるので、住みたい地域に住居をかまえて暮らせます。たとえば、物価の安い地域・国も選択肢に入るので、同じ給料であってもより豊かな生活を送れるでしょう。

居住地に制限がないことは、エンジニアだけではなく企業側にもメリットがあります。たとえば、居住地から勤務地までがネックとなり採用できなかった優秀な人材や、リモートワーク希望の将来有望な人材を採用できるチャンスが生まれます。

④ワークライフバランスを大切できる

ため込んだ家事を片付けていたら、貴重な休みの一日が終わってしまったなんてことは、だれにでも経験があるのではないでしょうか。リモートワークによって、日々の食事や睡眠の管理、家事などを平日に行いやすくなります。

女性の場合には妊娠・出産によって、キャリアを諦めてしまうこともあります。しかし、リモートワークをはじめとするフレキシブルな働き方ができれば、諦めることなく仕事を継続できるでしょう。まだまだ見直しが全国的に進んでいるとはいえない状況ですが、そのような取り組みを積極的に行う企業も出始めています。

エンジニアがリモートワークで働く2つのデメリット

ストレスや通勤時間の軽減、居住地の制限がなくなるなど多くのメリットがある一方で、エンジニアのリモートワークにはデメリットも存在します。

厚生労働省の資料や実際の現役エンジニアに聞いた話をもとに、デメリットを見ていきましょう。

①自己管理が難しくなる

厚生労働省資料「テレワークを巡る現状について」によると、「仕事とプライベートの区別がつけづらい」ことを、4割以上の人が課題に挙げています。

在宅で仕事をしていると、生活と仕事の空間が同じであるため、気持ちの切り替えがしにくいと感じる人が多いという結果になっています。

②コミュニケーションが取りにくい

テレビ会議やチャットツールなど、テレワークの促進によってさまざまなツールが登場していますが、対面と比較すると、その場・その瞬間でのコミュニケーションが取りにくいことは否めません。

前述の厚生労働省資料では、コミュニケーションの取りにくさを課題に挙げている人も37.6%と、4割ほどいます。

出社していれば、疑問解決や指示などは声の掛け合いで即時対応ができますが、リモートワークの場合、相手が何をしているのか見えないので、確実にコミュニケーションがとれる時間を確保しなければなりません。

それを手間に感じ、結果的にコミュニケーションが希薄になるというデメリットが生じやすくなります。

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エンジニアがリモートワークで上手に働くコツ

リモートワークエンジニアとして働く際には、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

積極的にコミュニケーションを取る

不明点や疑問点があれば後回しにせず確認を行い、メッセージを受け取った際には即レスを心掛けるなど、意識的に行っていくことが大切です。

また、メールやチャットのみだと温度感が伝わらないことも多いので「週1でメンターや上司と雑談する時間を設ける」「Web会議はビデオを極力ONにして行う」など、コミュニケーションを取る機会を作りましょう。

作業環境を整える

PCやデスクといった設備面だけではなく、プライベートと仕事を切り分けるような工夫もするといいでしょう。

たとえば、家族と同居している人は、離れた部屋の使用や作業場をパーティションで区切るなどの対策で、空間をうまく使うとプライベートとのオンオフが切り替えやすくなります。

自己管理に気を配る

仕事に集中しないことは論外ですが、適度な息抜きを忘れ、長時間座りっぱなしで作業していると健康にもよくありません。

自己管理が苦手な人は、タイマーを1時間おきにセットして、ストレッチや軽い運動などを意識的に行うようにするとよいでしょう。

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リモートワークにはデメリットもあることを理解しながら、働くことが大切

エンジニアは、リモートワークとの相性がよく、通勤時間の削減やストレスの軽減など数多くのメリットが存在します。

一方で、自己管理やコミュニケーションが難しくなるデメリットもあるため、意識的に取り組まなければ、体調不良や生産性の低下を招いてしまいます。

今後も働き方の多様化が予想されますが、リモートワークをする際にはぜひこの記事の解説を思い出してみてください。