Webライターのスタイルとしては、フリーとして働く方法もあれば、副業で稼いでいく手法もあります。
今回は、初心者向けに「まずは月5万円」を生み出す方法をお伝えします。
この記事を読めば、ライターとして月5万円以上の収入を発生させる考え方が分かるので、ぜひ参考にしてください。
基本の2stepを踏めば月5万円は稼げる
基本的には、以下の2stepを踏めば、ライターとして月5万円稼ぐことは可能です。
①Webライティングの基本を学習する
②仕事を探す
「たったこれだけ?」
と思う人も多いかもしれませんが、その通りです。
Webライティングを突き詰めていくと、幅広い知識が必要になります。
・SEO(検索エンジン最適化)
・セールスライティング
・各業界の詳細な知識
など、これらの組み合わせによって、より質の高いコンテンツを発信することが可能です。
一方で、SEOの基本さえ学んでしまえば、ある程度の結果は生み出していけるといえます。
なぜなら、Webライティングとは「検索者が検索にかける質問」に「コンテンツで答える仕事」だからです。
難しい話になりそうですが、つまり
月5万円までなら、SEOの基礎知識があれば十分稼げる
それ以上の報酬を望むなら、より深い知識が必要になる
このように考えておいてください。
①Webライティングの基本を学習する
Webライティングに必要な基礎知識=SEOの基礎知識を学ぶ方法は、主に以下の2点があります。
Webライティングの基本を押さえた本を読む
以下のシリーズ化された2冊を読めば十分です。
Webライティングのまさしく「基本」を学習できる本です。
著名なSEOテンプレート「賢威」を販売する、株式会社ウェブライダー代表の松尾茂起氏が執筆しています。賢威は、2019年時点で3万人近いユーザーが利用しています。
SEOを「マンガ」で学習できる、マスターピースな一冊です。
前述の通り、SEOについては、現段階で深堀する必要はありません。
この本は、SEOについてマンガ的に構成しているので、2時間ほどで読めてしまいます。Amazonランキングでも総合とニューリリースで1位を獲得しており、これさえ読んでおけば、ひとまず安心という一冊です。
Webマーケティング会社に一度就職する
手っ取り早いのは、一度思い切ってWebマーケティング会社に就職してしまうことです。
僕の場合、一度オウンドメディアを構築するWebマーケティング会社に所属しました。そこで、上記の『沈黙のWebマーケティング』を読み、SEOに関する基礎知識を学習していきました。
ちなみに、転職する場合は、転職サイトより転職エージェントを利用するほうが良いでしょう。自分の条件を細かく把握しながら、適切な案件を紹介してくれます。
②仕事を探す
Webライティングの基本的な知識を得たら、さっそく仕事を探しましょう。
実は、Webライティングの仕事はあふれています。初心者ライターは、主に以下の方法からWebライティングの仕事を探しています。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとしては、以下の3つのサービスがおすすめです。
基本的には、まずは文字単価1円以上の案件を狙っていきましょう。
【単価の違いは労力の違い】
文字単価1円3000文字記事の場合
1.0円×3000文字=3,000円
月5万円の目標に到達するには、17記事/月書く必要がある。つまり、1週間に4~5記事以上。
文字単価0.5円3000文字記事の場合
0.5円×3000文字=1,500円
月5万円の目標に到達するには、34記事/月書く必要がある。つまり、1週間に8~9記事以上。
ただし、実績がないうちは、文字単価1円でも受けられないこともあります。
そのため、できるだけ早い段階で、まずはサグーワークスのプラチナライターに合格しておくことが大切です。
プラチナライターのテストは何度でも受けられます。テストを受けつつ単価の低い案件に挑戦して、フィードバックをもらいながら着実なスキルアップをしていきましょう。
また、クラウドソーシングを利用する順番は
サグーワークス
↓
ランサーズorクラウドワークス
にしましょう。利用する順番があるのは、それぞれの運営方法に違いがあるためです。よければ、こちらの記事内「③クラウドソーシングに登録」も参考にしてみてください。
クラウドソーシングで仕事を安定的にもらうなら、プロフィールを充実させることも重要です。
クラウドソーシング用プロフィールを充実させる方法は、こちらの記事も参考にしてみてください。
Twitterを駆使する
Twitterの検索窓を使って、ライターの仕事を探すことも可能です。
「ライター募集」などは、よく使われる検索用語です。
あとは「○○(←業界やテーマ) ライター募集」などとするのも効果的な探し方でしょう。
『沈黙のWebマーケティング』には、TwitterなどのSNS運用方法なども掲載されています。ぜひ参考にしてください。
ライターとして稼ぐのに使える3つの営業思考
最後に、Webライティングの仕事でお金を稼ぐうえで、覚えておきたい営業の考え方を紹介します。
基本的な営業の思考なので、これさえ覚えておけば、ライティングで月5万円という目標を達成することはより簡単になります。
もっといえば、月10万、20万…と得られる収入の額も大きくなるでしょう。
大きなお金が動く業界を狙う
Webライティングも超長期的な広告の一つです。
広告には少なからずお金がかかるので、企業としての体力(=予算)がないと、広告に十分な費用はかけられません。
ゆえに、広告に十分な予算を確保できる業界であれば、ライターに支払う報酬も大きくなる可能性が高いといえます。
そのため、より高い単価を狙っていくのであれば、請け負う記事の業界を考えることも大切です。
大きなお金が動く業界としては以下が挙げられます。ぜひ参考にしてください。
大きなお金が動く業界例
・不動産
・株
・ICT
・金融
・コンサルティング
など
すでに広告にお金をかけている企業を狙う
広告にお金をかけているところは、当然広告に積極的です。
特に、Webからの集客に力を注いでいるところには、Webライターとして営業もかけやすいといえます。
「この人に依頼したい」と思ってもらう
ライターも数多く存在しています。数ある中から、自分を選んでもらうには、自分にしかない強みを手に入れることです。
・これまでの経験
・業務に取り組む姿勢
・活かせる知識や思い
など、これまでの自分を活かしながら、真摯にライティングに取り組むことが大切です。
たとえば、何度も転職を繰り返した人がいたとして
その人は一見「すぐ逃げ出す人」のように思われがちですが、それもまたその人だけが培った経験といえます。
「100回転職を繰り返した男が語る、最高の仕事の見つけ方」といった書き口であれば、今度は失敗談を語れる人として、ライティングに活かせるでしょう。
自分には何ができるのかを、改めて模索しましょう。

「その人にしか書けない」と思ってもらえたら、それは稼ぐうえでとても価値のあることになります。
ライターとして月5万円稼ぐことは、それほど難しい話ではありません。
これからのWebマーケティングにおいて、ライティングの仕事はあふれているからです。
しかし、決して安請け合いはせず、自身のライティングには誇りを持ちましょう。残念ながら、中には執筆を適当に考える企業やライターもいます。
プライドは有しつつ、それでいて実績は積むという意識があれば、「まずは5万円」はすぐに到達できるでしょう。