「普段タブレットをよく使うから、タブレットで執筆してみたい」
「軽いし持ち運びしやすいから、効率も上がりそう」
Webライターとして、こう考える人も多いはずです。
結論は「タブレットでも作業はできるが、タブレットだけではやりづらい」です。
今回は、タブレットで実際に作業している動画なども交えながら、タブレットによるWebライティングについて解説していきます。
タブレットだけでも「最低限の作業=文書作成」はできる
文書作成ソフトが入っているタブレットと、外付けのキーボードがあれば、タブレットによる文書作成は可能です。まずは動画をご覧ください。
文章を打ち込むのと、文章が実際に表示されるのに、それほどの差異はありません。
文章を打ち込んでいるのに表示が遅いと、作業効率が下がります。その点、タブレットで作業しても打ち遅れがないので、ストレスフリーで文章作成が可能です。
ちなみに、ソフトによっては文字の装飾などもできます。
タブレットならではのメリット
タブレットで作業する場合、大きく以下の3つのメリットがあります。
①パソコンより軽い
②スマホより見やすい
③スマホと同じように、ピンチやスワイプなどの直感的な操作が可能
①パソコンより軽い(持ち運びやすい)
パソコンよりサイズが小さいため、持ち運びしやすいというメリットがあります。
キーボード分を差し引いても(Bluetoothキーボードは大体200g未満のものが多い。折り畳み式のものなら、なおさら持ち運びによい。※今回使用したデバイスは後半に紹介しています)、重さにストレスを感じることは少ないでしょう。
②スマホより見やすい
スマホより大画面なので、文字は見やすく、目への負担も軽減されます。
③スマホと同じように、ピンチやスワイプなどの直感的な操作が可能
スマホより大きい画面でありながら、スマホと同じ感覚で操作できる高い操作性もタブレットならではのメリットです。以下の動画を参考にしてください。
タブレット「だけ」では、作業は完結しない
文書の作成はタブレットだけでも可能です。スマホより大画面で、パソコンより身軽に作業することができます。
しかし、ライティングをするうえでは、複数のウインドウを開きつつ執筆することがほとんどです。調べものなど、ほかのタスクと同時進行することが多いからです。
タブレットでも複数のウインドウを立ち上げることができますが、画面の大きさに限界があるため、作業効率が下がりがちです。
タブレットは「大きいスマホ」として活用しよう
タブレットの活用法としては、サブマシン(メインのPCとは別に用意する、補助的な役割を持たせるPC・タブレット)として使うのがおすすめです。かゆいところに手が届くサイズ感が、PCにもスマホにもないメリットをもたらしてくれます。
メインはPCで作業しつつ、検索や違う作業はタブレットで行うと、作業効率が格段に上がります。今回使用したデバイスなら1.5万円くらいでそろえられるので、これからWebライティングで稼ぐのに出し惜しみする必要はありません。
タブレット作業に適したデバイス
結論は、何を使用しても問題ないです。
今回は、
・Amazon Fire HD 10(第7世代)
・Blue toothキーボード(EC Technology)
を使用しました。

Fire HDはAmazonのセールで1万円ほどで購入。キーボードも3000円ほどで購入したものです。EC Technologyさんのキーボードは三つ折りできるため、持ち運びにも便利です。
Fire HDには、「ドキュメント」と呼ばれる文書作成ソフトがデフォルトでインストールされています。そのため、新たに文書作成ソフトをインストールする必要はありません。
サブマシンとして活用するのであれば、このくらいのスペックで十分すぎるほど活躍してくれます。
もちろん、iPadなどを使っても問題ありません。