フリーライターはどこで働こう?快適な作業場所の探し方

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「自由にどこでも働ける」からこそ、フリーライターは快適な作業場所探しに悩まされます。

今回は、どのようにして自分に合った作業場所を探せばいいのか、作業場所探しのコツを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

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「何を重視するのか」を決めよう

「好きな場所で自由に働ける」ことは、フリーライターにとってリスキーな面もあります。それぞれの場所には、メリットと同時にデメリットも存在するからです。

あそこはWi-Fiや電源環境などそろっているけど、ガヤガヤしすぎている…」
「ここは無料なのは嬉しいけど、時間制限が気になって集中できない…」

など、ときには作業効率を大幅に低下させてしまうほどの、大きなデメリットも存在します。

NoisyCafe

(充実した設備がゆえに人気なカフェなどは、混雑していることも多い)

重要なのは、デメリットをいかに「妥協できるか」ということです。デメリットを考慮しても、優先したいメリットが存在する場所こそ、自分にとって快適な作業場所といえるでしょう。

主に重視すべきポイントの例を、以下で見ていきます。

お金

「作業場所にできるだけお金はかけたくない」というのは、誰しもが思うことです。

特に、副業として執筆業に携わっている場合、収入がそれほど高額にならないケースもあります。微々たる利益から経費を差し引いたら、雀の涙ほどしかお金が残らなかったというのでは、やりがいも感じにくいです。

考慮すべき経費

・ワーキングスペースレンタル費
・飲食費
・コピー代などの雑費
など

「お金」を最重要視するのであれば、経費がほとんどかからない自宅、あるいは図書館での作業が望ましいでしょう。

環境

快適な作業環境を自分で作るのは、実はとても手間がかかります。厚生労働省も、適切なテレワーク環境を自宅等に構築する場合、さまざまな整備要件を満たす必要があると提唱しています。
※参考:厚生労働省「自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備

「お金や手間をかけてでも、適した環境にいたほうが作業効率が上がる」という人は、環境を重視しましょう。ただし、外に環境を求める場合、いくつかの点に注意しておく必要があります。以下に、特に注視すべき項目をピックアップしました。

Wi-Fiや電源

オフライン環境でできることもありますが、限られています。カフェやレストランで作業する場合でも、Wi-Fiや電源タップがあるかどうかは、チェックしておきましょう。

基本的な環境設備チェック項目

✔Wi-Fiの有無
✔電源タップの有無
✔キャッシュレス決済が可能かどうか
✔喫煙・禁煙席
など

電源カフェがあれば、周辺のカフェやレストラン、バー、図書館などの設備を確認できます。ぜひダウンロードして活用してください。

適度な雑音(ホワイトノイズ)

ホワイトノイズとは、人間の耳で聞くことのできる音の周波数が、すべて均等になっているノイズのことです。安眠や集中力アップに効果があるとされています。ホワイトノイズの例としては、たとえば換気扇の音や雨音などの自然音が挙げられます。

静かなカフェなどは、ちょうどいいホワイトノイズが流れているといえるでしょう。

まったくの静かな環境で、ある音の周波数が突出する(工事の音や救急車の音などが聞こえる)と、人はその音が気になり集中できなくなってしまいます。

しかし、ホワイトノイズといった適度な雑音は、あらゆる周波数を含んでいるため、不快音をかき消してくれる効果があります。無音状態にするよりは、適度な雑音がある環境を選ぶと良いでしょう。

すぐ外出できるかどうか

長時間座ったままでいることは、エコノミー症候群などを引き起こす可能性もあり、大変危険です。

一方で、スタンディングデスクも流行しつつあり、海外ではすでに立ったままの姿勢で作業するブームが到来しています。スタンディングデスク市場は、2025年にはおよそ28憶ドル(約3130億円)規模にまで成長すると予測されています。

(新型コロナウイルスの影響により、さらにスタンディングデスクブームに拍車がかかることが予想されるでしょう)

ただし、ここで重要なのは、立って仕事をすることではありません。最も重要なのは、「座りっぱなしでいない」ことです。

ある研究結果では、1日10時間以上座って作業した場合、心臓の筋肉細胞が損傷したときに作られるタンパク質「トロポニン」が増加するとされています。トロポニンが増加することで、心臓病などのリスクが急激に高まります。

オフィス勤務の場合、会議があったり、ランチに出かけたりして、無意識に移動を繰り返しています。また、ある程度の緊張感があるため、背筋を伸ばした座り方をしているはずです。

しかし、自宅やカフェなどで勤務していると、限られた範囲を少ない回数でしか移動していません。緊張感もないので、背骨が曲がったような状態で何時間も体に負荷をかけている状態が続きます。

自宅では簡単に立ち上がったり運動したりすることができますが、カフェなどではそうもいかないでしょう。環境を重視するのであれば、すぐ席を離れられるかどうかも重視する必要があります。

制限利用時間

図書館やコワーキングスペース、カラオケなどでは、利用時間も限られています。図書館などは、館自体はまだ開館していても、一人がパソコンスペースを利用できる時間が決まっているところもあります。

作業に見合う時間を確保できる環境かどうかも、改めて注意しましょう。

その場の気分や瞬間的な思い付き

そのときの気分を重視して、作業場所を決めるというのも一つの手です。

「あのお店の美味しいコーヒーを飲みながら作業したい」
「家では吸えないけど、喫煙ルームで煙草を吸いながら作業したい」
「カラオケや音楽スタジオのほうが、気分が上がってやりやすい」

というように、そのときの感情に身を任せたほうがストレスに感じにくいという人は、その瞬間の思い付きを重視しましょう。

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作業場所別メリット・デメリット

ここからは、代表的な作業場所のメリット・デメリットを見ていきましょう。

自宅

自宅の環境を快適に整えることを目標にするライターも多いです。

メリット
・環境を自由にカスタマイズできる
・飲食代を安く抑えられる
・自由に外出できる

デメリット
・環境を整えるには、初期費用がかかる
・食事は自分で用意する必要がある
・緊張感が生まれない

自宅では、環境を自分の好きなようにカスタマイズすることで、より快適に、ストレスフリーで執筆に取り組むことができます。

一方で、もっとも緊張感が生まれない場所であるがゆえに、崩れた姿勢による健康不良も生じやすいです。

作業場所では姿勢を良くし、合間の時間で適切な運動をすることが欠かせないことを説明してきました。自宅で作業をするなら、適度な緊張感をもって、メリハリのある作業をしましょう。

図書館

静かな環境から、図書館を利用する人も少なくありません。

メリット
・無料で使える
・本による一次情報にすぐ触れることができる
・ホワイトノイズの空間で作業ができる
デメリット
・時間制限がある(パソコンルームが分かれている場合は、特に一人あたりのパソコンルーム利用時間が限られている可能性がある)
・キーボードを叩けない場合がある
・電源やWi-Fi設備が整っていないところがある

無料で使えるうえに、欲しい資料をすぐに探せることが図書館のメリットです。また、ほとんど物音がしない空間でありながら、本をめくる音空調の音というホワイトノイズがかかっているため、集中しやすい環境といえるでしょう。

ただし、基本的な作業環境の条件が整っていない場合もあります。Wi-Fi環境や電源タップの有無は、事前に検索しておきましょう。

また、飲食ができない可能性も高いです。お昼ご飯は別で取りに出る必要があるので、タイムスケジュールを組むのが難しくもあります。戻ったときに席が埋まっていることも、十分にあり得ます。

カフェやコワーキングスペース

落ち着いたカフェやレンタルスペースを利用するのも、一つの手です。

メリット
・飲食が気兼ねなくできる
・複数人で作業できる
・Wi-Fi環境などのほか、プリンターなどの設備が整っているケースもある
デメリット
・お金がかかる
・雑音がうるさすぎると集中できない
・席や予約が埋まっていると、利用できない

カフェやコワーキングスペースでは、ある程度自由に飲食ができ、Wi-Fi環境や電源などの基本的な設備が整っている可能性も高いです。

一方で、当然代金を支払わなければなりません。毎日通うとなると、コストも膨れ上がり、利益を確保するのが難しくなります。

カラオケや音楽スタジオ

カラオケなど、メインとなる目的が別にある場所でも作業は可能です。

メリット

・1人当たり1時間500円ほど(飲み放題つき)で利用できるところが多い
・防音個室なので、情報漏えいを防止しながら打ち合わせできる
・作業に一区切りついたら、そのままリフレッシュできる

デメリット
・デスクやイスなどが作業に向いていない可能性がある
・環境に気が散ってしまう場合もある
・飲食持ち込み不可のところだと、コストも余計にかかる

ビッグエコーなどでは、実際にカラオケルームを活用したテレワークの推奨が始まっています。ユーザーは専用のアプリを利用することで、一括請求所払いも可能です。確定申告が楽になるでしょう。

一方で、設置されているデスクやイスは、パソコン作業や文章を書くために作られたものではありません。体に負荷のかかる態勢で作業を続けると、作業効率も落ちてしまうので、調節する必要があります。

また、カラオケや楽器演奏に思わず手を伸ばしてしまわないように、固い意志で集中して取り組むことも大切です。

「好きな場所」と「効率が上がる場所」は必ずしも一致しない

自宅が落ち着くからといって、安易に仕事場として選択してしまうと、かえって作業効率が下がる可能性もあります。

自分がライターとして作業する場所は、あくまで職場です。自分が何を重視するかを考慮しつつ、リラックスできる場所ではなく、作業が捗る場所を作業場所に選択しましょう。

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